ファイルの保存
編集後のファイルのモードラインの中の,変更フラグを見ると,
のように表示されています.この「**」印はファイルを編集はしたが,まだ保存されていないことを意味しています.
保存するには x s とタイプします.すると,ミニバッファに
Wrote /home01/0123456789/memo.txt
のように表示され,いま編集した結果が,/home01/0123456789/memo.txt という絶対パス名で示されるファイルに書き込まれたことを教えてくれます.
この /home01/0123456789/ という部分は,ファイルが所在するディレクトリ (この場合はホームディレクトリ)の絶対パス名です.
(/home01/ の部分は人によって異なる場合があります./0123456789/ の部分にはあなたのユーザ名が入ります.)
もう一度,モードラインの中の変更フラグのところを見てみましょう.今度は
のように「—」になっています.これは,保存されていない編集中の内容が存在しないことを意味しています.
ファイルを開く
以前に作ったファイルを再び編集したい場合には, x f とタイプして,
Find file: ~/
となったところですでに保存されているファイル名を入力するだけです.
例えば,一度作った「memo.txt」というファイルを読み込んで編集するためには,次のようにします.
- x f とタイプする.
- ミニバッファにFind file: ~/と表示されるので,memo.txt
とタイプする.
すると,memo.txt という名前のファイルが読み込まれ,そのバッファが表示されて編集できるようになります.