まずは文字の入力をしてみましょう.
カーソル
カーソルとは,キーを入力したときに文字が挿入される位置を示す目印のことです.mi では,カーソルは点滅する縦棒であらわされます.
キーボードの矢印キーを押すことで,カーソルを上下左右に移動させることができます.また,マウスポインタの文書の一部をクリックすれば,カーソルをその位置に移動することができます.
ウィンドウのフォーカス
文字を入力するには,文字を入力したい mi のウィンドウにフォーカスが当たっている必要があります.もし次の図のように文字を入力したいウィンドウが灰色で表示されていて,ウィンドウ内でカーソルが点滅してなければ, フォーカスは当たっていません.
この場合,ウィンドウのどこかをマウスでクリックすればフォーカスがあたります.
文字の挿入
キーボードから文字を入力すると,カーソルが点滅しているところに入力した文字が挿入されます.たとえば 7.1 デフォルト環境での日本語入力 にならって「ほげほげ」と入力すると,ウィンドウ内に「ほげほげ」と表示されます.
改行するときはキーを押します.改行すると,カーソルが次の行の先頭に移動します.
文字の削除
キーを押すと,カーソルの直前の文字を消去することができます.また,カーソルの直後の文字を消去するにはキーを押します.
世間一般では,カーソル直前の文字を消すためのキーは Backspace キーと呼ばれ,カーソル直後の文字を消すためのキーは Delete キーと呼ばれています.しかし ECCS で使っているキーボード ( 非公開: iMac 端末のキーボードの紹介 を参照) では キーが Backspace キーを表し が Delete キーを表しています.紛らわしいので注意してください.
例えば次の図のように c と d の文字の間にカーソルが点滅している場合は, キーを押すと abdef になり,キーを押すと abcef になります.