同じメールを複数の人に送りたい場合の手順を紹介します.
To 欄にメールアドレスを書き連ねる方法
11.3.2.1 新規メッセージの作成と同じ要領で,「新規メッセージ」の画面を表示します.そして,To の欄に 1 人目のメールアドレスを入力します.
ここで,を押すと,先ほど入力したメールアドレスが枠で囲われます.これは,「 1 人分の宛先を受け付けた」ことを表しています.
あとは,続けて 2 人目以降のメールアドレスを入力し,終わるたびにを押してゆけばよいのです.宛先をすべて入力したら,あとは件名と本文を入力します.これらの操作は 11.3.2.1 新規メッセージの作成 と同じです.
To, Cc, Bcc の正しい使い分け
さて,冒頭で断った通り,「To 欄にメールアドレスを書き連ねる方法」は「宛先の人たち同士がみな互いにメールアドレスを知っていて,全員に同じ立場でメールを受け取ってほしい場合」のみに適切です.これはどういうことでしょうか?
実は,電子メールでは To の欄の内容がそのまま受信者全員に送られることになっています.つまり,受信者は自分以外にメールを受け取った人のメールアドレスも知ることができるのです.ですからメールを受け取る人たちの間に面識がない場合に To 欄を使うと,受け取る側からすれば「誰か見知らぬ人に自分のメールアドレスを伝えられてしまった」ということになってしまいます.これは大変な不具合です.
またメールを送る際「直接の宛先ではない人にも,参考までにメールを送っておきたい」という状況が考えられます.たとえば数人のチームで仕事をしているとき,チームメンバー同士の連絡であっても,重要なものであればチーム全体に情報共有しておきたいと思う場面はしばしばあるでしょう.
そこで電子メールでは送り先を指定する手段として,通常の意味での「宛先」に対応する To 以外に,Cc,Bcc という項目が存在します.これらの意味や使い方は,次の通りです.
- Cc (Carbon copy)
- To と同じく受信者全員に送られる項目です.Carbon copy の名の通り「写し」の役割があり,主要な宛先ではないが内容を知っておいてほしい人をこの欄に入れます.
- Bcc (Blind carbon copy)
- 本人以外の受信者に送られない項目です.To 欄に書かれている人は,Bcc 欄に誰がいるか知ることはできません.たとえば知り合いでない A さんと B さんの 2 人に同じメールを送りたい場合,2 人のメールアドレスを Bcc に入力することで,A さんと B さんは互いのメールアドレスを見ることがなくなります.
これをふまえて,適切に To, Cc, Bcc を使い分けましょう.
Cc, Bcc の入力
Cc, Bcc を入力したい場合は,To 欄の右端に表示された「Cc」または「Bcc」をクリックしてください.すると対応する入力欄が追加されるので,この欄にメールアドレスを入力します.
複数のアドレスの入力の仕方などは To 欄のときと同様です.