ECCS の Windows 環境では,Safari の代わりに Internet Explorer を使うことができます.また Mac 環境と Windows 環境の両方で Mozilla Firefox と Google Chrome を使うことができます.これらのブラウザについて簡単に紹介します.
どのブラウザを選ぶかは基本的には使う人の自由ですが,世の中には,特定のブラウザだけでしか上手く見られないウェブサイトが存在します.ウェブブラウザを使っていてトラブルが起きたときは,違うウェブブラウザを使うと解決するかもしれません.この事実は覚えておくと良いでしょう.
Microsoft Internet Explorer
Internet Explorer は Microsoft が開発しているウェブブラウザです.次のようなアイコンをしています.Windows に標準で搭載されているので,多くの人が知っているのではないでしょうか.
過去のバージョンの Internet Explorer は他のブラウザに比べて欠陥がかなり多く,また使い勝手も良くありませんでした.しかし最近のバージョンではそれらの欠点も解消されています.またバージョン 8 以降には開発者ツールが搭載されており,ソースの解析などがし易くなっています.本格的にウェブサイトを作る人は重宝するでしょう.
Mozilla Firefox
Firefox は Mozilla Corporation が開発をしているウェブブラウザです.Finder でアプリケーションディレクトリを探すと,次のようなアイコンがあると思います.これが Firefox です.
Internet Explorer 同様,Firefox にも開発ツールがついています.また残念ながら ECCS 内では使えませんが,Firefox の特徴の一つにアドオンがあります.アドオンとは Firefox に後から機能を付け足すプログラムです.アドオンは多くの人によって開発されており,たとえばウェブサイトの広告を表示させないようにする adblock plus や,ウェブサイトを切り取って保存する scrapbook というアドオンがあります.みなさんが個人の PC で Firefox を使うときは,アドオンの存在を頭の片隅においておくと良いと思います.
Google Chrome
Chrome は Google 社が開発しているウェブブラウザです.次のアイコンが Chrome のアイコンで,Firefox と同様にアプリケーションディレクトリの中にあります.
Chrome は 2008 年末に公開されました.他のブラウザに比べると比較的歴史が浅いですが,使い勝手の良さもあってシェアを着実に伸ばしてきました.Chrome も FireFox 同様,様々なアドオンを追加インストールすることができます (残念ながら ECCS 内ではできませんが).また 上に挙げた 2 つのブラウザと同様,標準でデベロッパーツールを搭載しています.